ヒステリックになりがち

 

誰もが時と場合によっては、自分の感情を抑えられずに爆発してしまうかと思われます。しかし、日常的に感情表現が大げさで、芝居じみた振る舞いをしてしまうのは、無意識・意識的に他人の注目を浴びたい欲求が強く働いているからなのかもしれません。

 

次の8つの項目を読まれ、5つ以上当てはまるようなら、あなたは『本当の自分』を見ないようにしている傾向にあるのかもしれません。

 

 

1.自分が注目の的になっていないと楽しくないと感じやすい。

2.セクシーだと言われると気持ち良く感じ、相手に自分の魅力を感じさせることに快感を覚える。

3.相手の気分に合わせるのは得意である。

4.いつも気がつけば他人から体を見られていると感じる。

5.正直に言うと、自分の会話には中身がないと思う。

6.しばしば他人から役者のように感情表現が豊かだと言われる。

7.他人や環境から影響を受けやすいと感じる。

8.たいていの人となら仲良くなれる自信がある。

 

 

読まれてみていかがでしたか。いくつか自分に当てはまる項目はありましたか。オーバーアクションすることは言わばその人の個性となり、今の時代においては自己主張するための手段としては有効かと思われます。

 

ところが些細なことでも大騒ぎをしたり、派手過ぎたり露出度が高い服装をし続けることによって、組織の中で浮いた存在となって扱いづらい人物として見られる可能性があるように思います。

 

また、分不相応で世間の目を惹くような贅沢をしたり、話すことにリアリティがなく、嘘を混ぜてしまうことで信用を無くすといったケースもあるでしょう。

 

そして問題になりやすいのが男女関係でのトラブルです。不倫を繰り返してしまい、相手には常に無遠慮な要求をして依存してしまう傾向がある人もいると考えられます。

 

なぜ、これらのようなトラブルを起こしやすい立ち振る舞いをしたり男女関係での問題を抱えやすいのか検討してみると、そうしてしまう気持ちの奥には、「自分という人間は空っぽだ」という怖れがあると考察されます。

 

「空っぽさ」というのは、『本当の自分の姿』をこころの奥底の方に隠していることによって感じられる感覚なのではないかと思います。つまり、自分の真の姿に向き合えずにいるということとなり、極論すれば現実世界の自分はつくられたハリボテのようで、真の自分を自身がつかめずにいて、自分が一致していない感覚のなか生きているように例えられます。

 

もしこのような問題を抱えていて抜け出せずにいる人は、まずは自分の良さである注目されることでモチベーションが上がり、目標を達成する能力を活かして仕事での充実感を味わうことです。

 

そして男女関係での問題がある人は、子ども時代に経験した両親との関係性について見つめ直し、これまでの恋愛経験と照らし合わせて、いつも無理が生まれるような恋愛になっていなかったか点検したり、自らの内面にできるだけ向き合って、感情を自分のものとして受け入れられるようにトレーニングして、子ども時代の未処理のままとなっている感情が今の自分の気持ちをいかに制約しているのか確認できるようになっていくことが望ましいと思われます。

 

そうなることによって、偏りのない恋愛を始めとする成熟した人間関係を発展していけるようになります。少しずつ自分の内面に目を向けられるようになっていけるといいですね。



人間にはひとりひとりに個性があり、性格にも違いがあります。一度しかない人生をつらさや苦しみに使い続けることを誰も望んではいないと思います。


本当は人の期待に応えたいのにできなくて落ち込み、惨めな気持ちになってはいませんか。そんなパターンを繰り返しているから、人とつながるのが怖くなり余計に孤独になって空虚な気持ちになりますよね。


だけど諦めたくはなくて無理をしてでも人を求めて、こころと体が疲れ果てて気力が湧かず、不安や焦りが気持ちを占めているなんてことはないでしょうか。


本チェックリストや説明は、あなたの性格の一部を知るキッカケに過ぎません。


もし、より深く自分の性格を知りたい方は、無料カウンセリングにお申込みください。


性格に限らず、すべてが良い・悪い、すべてが正しい・間違えているということはあり得ません。


人はどうしても短所や欠点といったネガティブな部分にばかり注目しがちですが、必ず長所や良さが人間にはあります。


今回知ってもらった性格の傾向は、ある部分が飛び抜けて目立っているように見えるかもしれません。しかし人間の性格には多面性があり、問題に見える傾向の裏側には長所や良さが隠れているものです。


そんな自分の性格を活かしながら、人とのつながり方を学んだり、自分や相手の愛し方を知っていければ、日々繰り返される不快感から脱して、ありありと自分の感情を感じられるようになり、幸せになることを目指します。