いつも怖い

 

人間関係で苦手な人のことを避けてしまうときは誰にでもあるかと思います。相手にバカにされたり否定されたり拒絶反応を態度で示されるようなことが続けば、そんな人のことを避けがちになるようと考えられます。

 

ただ、あまりにも自信がもてずに劣等感にさいなまれ続けることによって、人間関係を避けてしまい、場合によっては引きこもりから抜け出せない状態が続いてしまうと社会生活を送る上で支障はないでしょうか。

 

次の7つの項目を読まれ、4つ以上当てはまるようなら、あなたは本当の姿である無鉄砲さを隠している傾向にあるのかもしれません。

 

 

1.相手からの批判、非難、または拒絶に対する恐怖のために、仕事における重要なことを避けてしまう。

2.相手が自分に好意があると感じられなければ、相手と関係したくない。

3.恥をかかされるんじゃないか、バカにされるんじゃないかと思うときがあり、たとえ親密な関係のなかでも遠慮してしまう。

4.働いていたり、家庭内であっても、批判されたり拒絶されるのではないかと怖れている。

5.「自分」という存在が感じられず、初対面の人と話す機会があるときには特に、どんな風に話したら良いのかわからない。

6.自分は社会不適合者で、人間として良いところはなく、他人より劣っていると感じている。

7.恥ずかしい思いをしたくないばかりに、新たな挑戦ができず、かなり引っ込み思案である。

 

 

読まれてみていかがでしたか。いくつか当てはまる項目は見つかりましたか。誰しも相手から批判されたり否定されるのは嫌だと思います。

 

それに自分でも頭ではわかっていても行動に移せず、乗り越えられない壁に気づかないフリをし続けて、性格的な課題を解決できないことは、自分に対してじれったい思いがあったり、ハッキリさせられない怖れがあったりして、気がつけば若くない年齢に達してしまって、将来に対する漠然とした不安にいつも支配されて生きた心地がしないのではないでしょうか。

 

そんな思いを抱えている方は、どうしても家族に対してでさえも愛されているという確信や安心感が得られないでいて、ましてや他人から好かれているという自信はなく、逆に自分はいつも人からバカにされているという惨めさに悔しさを感じていて、自分はダメ人間だと卑下してしまい、うまく人間関係を築けなくてさみしくて苦しい思いを抱えられているように思います。

 

ただ、自分のダメなところにばかり注目されがちかと思われますが、決してひとりぼっちでいたい訳ではなく、むしろ人と仲良くしたい、楽しく過ごしてみたいという、人の温もりを求める強い気持ちがあるのではないでしょうか。

 

ところが、どうしても怖い気持ちが先立ったり、物事や人間関係を完全なものにしたかったりするにもかかわらず、実際の自分の生き方を考えてみると、いつも達成感がなく不全感に支配されていて、今ひとつやる気が出なくて、少しも前に進めないのではないでしょうか。

 

そんな、どうしても人間関係を避けてしまう人が第一歩を踏み出すためには、まずは家族との関係性を見つめ直してましましょう。そのなかで特に重要なのは、お母さんとの関係性かと思われます。

 

あなたのお母さんは、あなたが子どものころから今に至るまで、どんな風にかかわってきてくれましたか。

 

いつもあなたに主体性をもたせるために、自分で考えさせてくれて、自分で決めて行動していけるように支えてくれて応援してきてくれたでしょうか。

 

たとえあなたが何かにチャレンジして思うような結果が得られなかったとしても、励ましてくれて、また次がんばればいいなどと肯定してくれていたでしょうか。

 

あなたが恥ずかしい気持ちを打ち明けられずにいて、そんなデリケートな気持ちをそっと優しく包み込んでくれるような愛で満たしてくれるような経験はあったでしょうか。

 

何事も完全にやり遂げたい思考の方は、誰かに相談したり、モヤモヤしたときに気分転換したりするのが得意ではないかと思われますので、少しでも息抜きができるようになりたいものです。

 

あまり思い詰めてしまうとストレスや疲れがたまり、体の不調が表れることもあるかと思います。少しずつ気楽に生きていけるような工夫について考えてみましょう。



人間にはひとりひとりに個性があり、性格にも違いがあります。一度しかない人生をつらさや苦しみに使い続けることを誰も望んではいないと思います。


本当は人の期待に応えたいのにできなくて落ち込み、惨めな気持ちになってはいませんか。そんなパターンを繰り返しているから、人とつながるのが怖くなり余計に孤独になって空虚な気持ちになりますよね。


だけど諦めたくはなくて無理をしてでも人を求めて、こころと体が疲れ果てて気力が湧かず、不安や焦りが気持ちを占めているなんてことはないでしょうか。


本チェックリストと説明は、あなたの性格の一部を知るキッカケに過ぎません。


もし、より深く自分の性格を知りたい方は、無料カウンセリングにお申込みください。


性格に限らず、すべてが良い・悪い、すべてが正しい・間違えているということはあり得ません。


人はどうしても短所や欠点にばかり注目しがちですが、必ず長所や良さが人間にはあります。


今回知ってもらった性格の傾向は、ある部分が飛び抜けて目立っているように見えるかもしれません。しかし人間の性格には多面性があり、問題に見える傾向の裏側には長所や良さが隠れているものです。


そんな自分の性格の活かしながら、人とのつながり方を学んだり、自分や相手の愛し方を知っていければ、日々繰り返される不快感から脱して、ありありと自分の感情を感じられるようになり、幸せになることを目指します。